9月6日
バラナシを離れ、タージマハルのあるアグラまで長距離列車での移動日。
生まれて初めての寝台列車です。
午前１１時に宿をチェックアウトし、バラナシジャンクション駅にリキシャで向かいます。
まずはリキシャードライバーとの交渉開始。
最初のドライバーの言い値は400ルピーだったのですが、200ルピーで行ってくれるドライバーが見つかったのでその人にお願いしました。だんだんリキシャの交渉にも慣れてきました。
１２時前にはバラナシジャンクション駅に到着。
列車の出発時刻は１８時頃のため、6時間も時間があります。
とりあえず昼食を食べようとしたのですが、店員に英語が通じず注文に苦戦していると親切なインド人が登場。
彼が注文を通訳してくれました。しかも僕に席に座って待っててくれといいます。
彼に300ルピーを渡し注文を任せます。
席に戻り彼としばらく片言の英語で会話していると、注文したものが出来上がりました。
しかし、食べたかったものとは違うものが来てしまいます。
彼は「おすすめだから食べてくれ！」っていう雰囲気です。
仕方がないのでそれを食べていると、彼がずっと何か言ってくるので翻訳機を使って会話することにしました。
彼が言うには「財布を無くしてしまってお金がないから少し欲しい」とのこと。
いくら欲しいのかと言うと、なんと１００ドルと図々しいことを言います。
さっきからなんかおかしいなと思っていたのですが、おそらく彼は詐欺師。
注文を手伝ってもらったお礼にさっきのお釣りをあげて、「good bye go away！」と言って追っ払いました。
インド人、親切な人もいるけど詐欺師と見分けがつかないから何だか残念な感じです。
予定通りだと、アグラまで12時間の列車旅。
無事に着くことを祈ります。
後ろまで見えないほど長い列車です。
駅にはこんなふうに寝ている人が他にもたくさんいます。
9月7日
アグラ駅には約1時間遅れで到着。
インドの電車は、遅れるのが当たり前的な感じで聞いていたので良い意味でびっくりしました。
バラナシの出発は時刻通りで、そこから約12時間の移動も誤差が1時間でした。
移動中はアマプラでダウンロードしておいたロッキーシリーズを見て、眠くなったら寝ての繰り返しな感じでした。
居心地は意外と良かったです。
アグラについた後はリキシャで宿に向かいます。
駅を出るとリキシャの運転手が声をかけてくるので何人かと交渉して出発します。料金は100ルピーでした。
アグラフォート駅からアグラ城の城壁が見えます。
今日は長距離移動で疲れたので近所をぶらぶらした後、宿のレストランで夕食をとって早めに就寝します。
宿の屋上がルーフトップバーのような感じでした。
食事も美味しかったです！
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